(はじめに)
本書は、受験科目として科学を必要とする理系学部・学科をめざし、入試を突破するために日々努力している受験生が、化学的なものの考え方についてより一層のパワーアップを図ることができるよう編集された問題集である。
基礎的な化学知識やいろいろな分野における理論を自分のものとし、自由自在に応用できるようにするためにはできるだけの多くの問題を経験しておくことが必要である。しかし、いたずらにあれmのこれもと手あたり次第に入試問題を解くだけで実力が向上するわけではない。
それではどのような問題に対処できるようにしておけばいいのかということにあんるわけだが、初級レベルの問題や細切れ状態の問題ばっかりやってても実力の向上は難しい。あるひとつのテーマ全体が見渡せるような問題や、高度な思考過程や推定力を必要とするような設問を学習することが、数多くの入試問題から意義のある良問を選択することは容易ではない。
そこで、近年の入試頻出問題の中から、どうしても必要となる問題をピックアップしたのが本書である。重要な知識や考え方を含むものを選択してあるため、比較的長文の問題が多くなっているが、根気よく問題をこなしていくことが必要である。取り上げた問題はやや中級レベルとなっているが、ややハイレベルな設問を含むものもある。
問題冊子と分厚い解答冊子に分かれていて勉強しやすかったです。
下記の広告はネットショップ通販です。